山口真由さんの「女性の血の穢れ」という酷い理屈で男系男子を支持する理屈は、私も唖然としました。
今回は、異なる視点で、山口真由さんを論破したいと思います。
「天皇制の本質と言うのは、竹田さんのおっしゃるように「伝統」にあって「個人の人格」には無いんじゃないでしょうか?」
それは無いでしょう。
一度、上皇さまの生い立ちを追ってみてください。
上皇さまは、「平民だから」という理由で大反対された民間人とのご結婚を、粘り強い精神で進められ、これも前例・伝統と違うという理由で周りから大反対された子育てを、自らされました。
生前退位も、当時の安倍晋三総理大臣を始めとした周りの大反対が合ったにも関わらず、実現してきたんです。
天皇は、個人として人格を持ってるじゃありませんか。そして、それこそ、本当の伝統なのではありませんか?
天皇の主体性をまるっきり認めず、「伝統の言いなりになれ」と突き放すのは、物凄く酷い事だと思います。
宮城県 Richard Tiger