パレス・メイヂ 久世 番子 著
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00ES8F6RM?ref_=dbs_m_mng_rwt_calw_0&storeType=ebooks
という漫画があります。
あくまでも仮定の国の設定ではありますが、
先帝が崩御の後の帝が女性、という設定のマンガです。
この女性の帝がとても凛々しく格好いい!
愛子さまが天皇陛下になられたらもっと格好いいのでは?
という幸せな想像をさせてくれます。
作者の久世番子さんは非常に多くの皇室に関する文献を読まれていて
(単行本の巻末にある参考文献の多さに驚きます)
かなり詳しく当時の皇室はこうだったのではないか、
という描写をされています。
皇室に関する知識の浅い自分にはマンガを楽しく読みながらなのに
かなり知識がつきました。
少女漫画のカテゴリーですから内容の中心は恋愛なのですが、
時代が時代なので軍服を着ているところや
大震災が起こった時の対応などしびれるものがあります。
「私は次の帝へのつなぎだから」
というセリフは自分には現在の日本の皇室の状態に
一撃くらわせたように感じられました。
愛子さまを天皇陛下にしたい!という気持ちが高まる書です。
興味のある方は一読してみてください。
文責 東京都新宿区 焙煎珈琲店主
1 件のコメント
JACKER
2020年8月13日
早速kindle版で買って読ませていただきました。主人公の女帝のかっこよさや凛々しさに驚嘆しましたが、一方で宮廷内の古いしきたりによる縛りなども印象に残りました。また、貧乏華族出身の宮仕と主人公の女帝の恋愛を見てかつて私がこのサイトで紹介いたしましたアラジンと似たようなものを感じました。