【前提】
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議の報告書(令和3年12月22日)には「内親王・女王は婚姻後も皇族の身分は保持することとし、婚姻後も皇族として様々な活動を行っていただく」とあるが、皇室の歴史への無知の表れであるだけでなく、「安定的な皇位継承を確保するため」という本来の目的の達成にもなんら寄与しない無意味な案であるといわざるをえない。
【当記事の位置付け】
下記記事を元に図を含めて補足したもの。
高森明勅公式サイト>内親王・女王がご結婚と共に皇籍離脱されるルールの根拠は?
https://www.a-takamori.com/post/221107
【皇族の結婚にともなう身分変化の変遷】
【有識者会議報告書(令和3年12月22日)】
【あるべき選択肢は2つ】
安定的な皇位継承に寄与するのは右側の案であることは明らか。